2022-05-06 香りのことを考えた日、珍しく母の日、読書の夜
今日は比較的朝から暖かかったので窓を開けて過ごした。植物に水をあげてフランボワーズは南側の窓に移動して陽を当て、すみれは高く伸び上がっていた蕾が揃って開きだした。
YouTubeの「鞄の中を見せてください」動画を暇つぶしに見たら、自分の生活もきちっと整えたいような気がして台所にあった捨てるかどうか迷っていたランプシェード(ガラスの部分は壊れてしまっている)や、コロナの期間に用意した消毒液を片付けた。
カバンの中に本やハンドクリーム、化粧直しのものや鏡、iPad、サプリメント、お守り…そういうものを入れて移動する生活をしばらくしていない。いや、もともとそういうものを用意よく持つ方ではなかったけれど。今は外出時にお財布と携帯、鍵くらいしか持っていない。あと必要に応じて仕事の道具だけ。本も持たないし、お化粧道具どころか鏡も持たない。あ、でもリップクリームは持っている。ティッシュと小さいタオルは忘れなければ、というかんじ。
自転車移動をしているし、カフェに寄ったりどこかのベンチにのんびり座ったりするような習慣や時間の組み方がなくなったからだ。
でも動画を見ながら自分のこだわりの財布とかちょっと便利なお化粧品とかいい匂いのハンドクリームとか使うのが楽しいポーチとかそんなものを持っているのはうきうきするよなあ、というようなことを思い出して、いい匂いのハンドクリームとか香水を検索して眺めてしまった。暇か。
以前からこの香水の匂いを嗅いでみたいなーとか手元に欲しいなと思うものがいくつかあって、ネットで見るたびにやっぱり高くて手が出ないなぁと思っているのだけれど、やはり今日も眺めるだけで満足する。
そのかわりふと自分が好きだった香りのとても落ち着くアロマオイルがあることを思い出し、検索したらまだその商品は引き続き販売されていたので、母の日にそれを贈ることにした。夜に落ち着いて眠れるためのアロマオイルなので不眠症の母にはちょうど良いだろう。
フランスから日本の郵便は今難しくなっているのだけれども、そのメーカーは日本の会社なので直接日本の実家に送ってもらうことができる。
夜はSがコンサート/その後のジャムセッションに参加している。今夜中の12時45分だがもうすぐ帰ってくるだろう。ジャムセッションだけだったら行ってみてもよかったんだけれど、コンサートを聞くのはちょっと辛いなという気持ちがあってやめておく。
ますます音楽が聴けなくなっている。
ヴァージニア・ウルフの『自分だけの部屋』を少し読んだ。
この邦題は後年になると『自分ひとりだけの部屋』というふうに訳者によって変わっている。私はずっと『自分ひとりの部屋』と覚えていたけれどもどちらとも違っていた。
まだ読んでいる途中だけれども、メモを書いている。